

中学校一年生の5月、盲腸で1週間ほど学校を休んだんですが、1週間経過した後も腹痛と吐き気でトイレに籠るようになり、病院へいったんですが、体はなんともないと言われました。私は無理やり彼女を自転車にのせて、学校まで連れて行ったんですが、校門の前で幼い子供のように泣き続ける彼女に、それ以上、無理をさせることができませんでした。
3年生の夏、進路について中学校から連絡があり、そこから彼女と2人で何度も話すなかで、「声優の仕事とイラストの仕事をしたい。この2つの仕事の中で、今はどちらかを選ぶことは難しいから、2つの勉強ができるところがいい。でも、高校の卒業の資格も必要だと思う。どうしたらいいかな・・・。」との申し出があり、やりたい意志が強かったことと、親として子供の夢を叶えたいという理由から、ガイダンスの中から東京ネットウエイブを見つけました。
体験入学の時、川瀬先生と伊藤先輩が説明をしてくれました。お二人の話は彼女の中に自然と入っていき、2年半の間、人前で笑顔を出すことがなかった彼女から、ぎこちないけど笑顔が出て、私は涙を止めるのに必死でした。学校の説明が終わり、ロビーで座りながら話すなかで、「ママ、ごめんね。まだひとつしか話を聞いていないけど、東京ネットウエイブに決めた。ここなら、私がやりたい勉強もできるし、高校卒業の資格ももらえるし、きっと通えると思う。」と言われました。やっぱり、好きな事を一緒に語れる人が、そばにいるのはうれしくて、楽しいことなのでしょうね。
そして今年4月、東京ネットウエイブに入学してからの彼女は、頑張っているというより、自然に学校へ通っています。遅刻もときどきしますが、自分をかくすための笑顔ではなく、本当の笑顔で笑っている。
私は、この笑顔がずっと続いていけるように、見守っていきたいと思います。

高校へ進学して毎日楽しそうに通っていたのですが、ある日、お友達とのほんの些細なトラブルが原因で、突然、学校へ行かなくなりました。しばらくは様子を見ていましたが、なかなか学校へ行こうとはせず、やがて夏休みに入り、2学期になれば気持ちも変わるだろう…と期待していましたが、結局、そのまま不登校になりました。
「あの学校へは二度と行きたくない」そう言う娘となんども話し合いました。転校も考えましたが、同じような事を繰り返すのでは?という不安はありました。話し合いの結果、「卒業するまで頑張る」を条件に、転校することに決めました。
その時の候補として見学した学校のひとつが東京ネットウエイブでした。
体験入学の時、数十分もしないうちに娘がまるで以前からのクラスメートのように笑い合い、楽しそうにしていたのが選んだ理由です。
入学後、毎日楽しそうに学校へ通っていたのですが、またぱったりと学校へ行かなくなった時期もありました。
今度は原因が友達でも、先生でもなく、まったくわからないままで、押したり引いたり、飴をあげたり、鞭をうってみたり、ありとあらゆる方法を使いました。
また、登校拒否になってしまうのか… そう思いましたが、東京ネットウエイブの先生は諦めず、先生が家まで迎えに来てくれたり、お友達もみんなで迎えに行くと言ってくれました。
学校近くまで言ったら、引っ張って連れて行ってくれました。
先生も私の相談に何度ものってくださり、時には背中を押してくれました。なによりも嬉しかったのは、どんなに休んでも学校へ顔を出せば、みんながいつもと変わらずに迎え入れてくれた事です。
クラスの皆さんはとても優しいです。
それは自分たちも傷の痛みを知っているからこそ優しいのだと思います。娘は本当にいい学校を選んでくれたと思いました。
手はすべて出しつくしました。
あとは本人が自分から立ち上がるのを待つばかりです。
何も言わずに、ただ娘を信じてひたすらに待ちます。

娘は小学校の3年生ごろから中学三年生まで、進んで学校には通いませんでした。「義務教育は自分の意志できめたことではないから」といってほとんど登校しませんでした。中学三年生から入学までの期間は学校探しから、その先の夢や目標に向けてできるだけ詳しく明確にするため、それに必要な情報を調べて過ぎていきました。
そのため、家にいることが多くて過ぎ去る物事も薄れていたような気がします。
娘が、東京ネットウエイブに入学を決めたのは、中学3年の6月に学校見学をして、先輩の人への対応の仕方に憧れと尊敬を抱いたからです。
絶対ここだったら、自分はいろんな面で変われると思ったようです。そのことは、入学してからも、改めて目の当たりにする日々が続いているようです。たしかに、技術的なことも学べるというのは魅力だったようですが、そこで一緒に過ごす生徒の温かさを感じたことが、入学を決めた一番の理由だと思います。
この1年で娘は大きく変わりました。
学校に通学していることと、団体で行動することを拒まなくなったことです。
学校というものを必要としていなかった中学時代から考えると、自分の夢の実現の為には、学校は自分に必要な場所と捉え、行かないのはもったいないと思えるように変わりました。
今年はさらに就職に向けてプレッシャーに立ち向かう姿に頼もしさを感じます。
今まで、団体での行事をことごとく嫌がっていた娘が軽井沢の合宿に行きたいと言った時には嬉しかったです。
小学校で嫌々行かされた修学旅行以来です。
初めの頃は、課外授業も団体行動だからと参加しないことがありました。それが自然と楽しみに変わって抵抗感がなくなりました。
同級生や先輩と楽しく過ごせていることが大きいでしょうか。
今では交友関係も幅広く行動範囲も広くなり、学校帰りに友達と寄り道をして帰ってきたりと今を楽しんでいます。
あまりの変わりように今後の変化も楽しみになりました。

娘は中学校の時に不登校になりました。
自分のペースで通える通信制の高校に入りましたが、単位に必要な授業と行事以外は行かない日々が続き、また、不登校状態に…
子供が学校に行かず家に居る…。そんな思いは不登校になった子供の親にしか理解できない辛い事です。
普通にやっていれば楽なのに…。何故それができないの?親として現実逃避したい日々でした。
娘は、誰に習った訳でもないのにパソコンを使って絵を描いたり、ゲーム、マンガが大好きで、早く専門学校に行って好きな事を存分にできるようになれば…っとずっと考えていました。
そんな中、東京ネットウエイブ校の別科の事を知り、「ここならば娘がやりたいことができるのでは?」「このまま充実感のない高校生活を終わらせて良いのか?」と思い転校させました。
正直、入学した当初は、また「行かない」とか言い出すのではないかと心配でしたが、行く時も帰ってくる時もふて腐れた表情ではなく、もちろん疲れはあるでしょうが普通に帰ってくる。
先生方も「自分のペースで徐々にやっていけばいいから」とおっしゃってくださるようです。
今年の母の日には、気持ちに余裕がでてきたのか、日々の疲れがとれるようにと「お風呂で癒しバスセット」をプレゼントしてくれた時は、本当に嬉しかったです。
まだ不安な事もたくさんあると思いますが、少しずつ少しずつトンネルの中から抜け出してきたと娘も私も嬉しく思っています。