
いつ頃だったか忘れましたが、自分は教師が「天職」であり、この仕事を一生やっていくのだと決心しました。今でもその想いは変わらないのですが、少しさみしくなったのは、「授業」で生徒さんと触れ合う時間が減ってきてしまったことです。実は「授業」は魔法の時間です。生徒さんに魔法をかけることができるのです。でも実は、自分にも魔法をかけているようです。お互いに心は一つになるような「授業」は、年に数回ぐらいかもしれません。でもその時は、生徒さんも自分もいつもと違っています。映画なら、全員が光っているようなシーンになるでしょう。でも本当に心が一つになっています。それがあるから教師が好きで、教師を続けてきたのだと思います。
先日、学生さんが「夢」や「生きる力」を実際に進めていく上での、ガイドブックを書きました。その中で、学生さんやその「夢」に対して、こう書かせていただきました。
「夢は雲のようなもの しっかりとした形をもつものもあれば
知らずしらず消えてしまうものもある
しかし雲は大地をうるおす雨を降らせ
生きる源である海を満たす
その結果 また新しい雲が生まれる 」
一人ひとりが自分の「夢」を持ち、その夢に向かって一歩一歩進んでいく。夢が現実になれば、次の夢が生まれる。たくさんの夢が人を創り、社会を創り、時代を創っていくのだと思います。その夢と共に歩む。今でも、そしてこれからも。
日本の教育が、「ゆとり」から「生きる力に変わりました。何が変わったのか。今までのような視点で教育指針が進むならば、何も変わらないでしょう。「ゆとり」自体は決して悪いものではありません。何が悪かったのかといえば、これを「生徒視点」からではなく、「教師視点」から進めたことです。「生きる力」も同じです。「教師視点」で進めれば、また失敗するでしょう。東京ネットウエイブは「生徒視点」での教育を進めています。第一は、自分自身のことを「信じること」「大切にすること」「好きになること」なのです。私たちは、皆さんの未来を信じています。それがスタートラインです。

浅川校長はとても優しくて、生徒一人一人にきちんと耳を傾けて話を聞いてくれる先生です。
入ったばかりで不安そうな一年生を始め、慣れていても時々躓いてしまう二三年生をしっかりと見守ってくれていると感じています。
今井 桃子