
僕にとってのデザイン情報科は、一心同体です。僕は「考えていること」を実現するために全力を発揮しようとします。だから「自分のことをどう考えてきたか」(自己像)が実現された結果が今の自分であり、その自己像は、今でも「物事の受けとめ方」と人や自分への「想い」(意識)でつくられています。したがって、過去の自己像にとらわれることなく「もっともっと自分を好きになる」連続的プラスサイクルを実施することで、生徒を最大限に元気にすることができると信じています。「1つの事実」をポジティブに受け止めるか、あるいはネガティブに受け止めるかによって、結果となる生徒の「幸福感」は大きく違ってきます。
仮にうまくいかなかったことがあったとしても、「ワクワク気分」で全てを包み込んで、そのことをチャンスとして学び、次の機会に良い結果を出すことができれば、それは決して失敗ではなく「成功へのプロセス」となるはずです。また連続的ブラスサイクルに基づく言葉は周囲を元気にします。そこには、自然に人が集り、エネルギーも発揮され、必然的に良い結果を生み出します。だからこそ、僕は「もっともっと自分を好きになる」ことを、生徒に分かってほしいと願います。
ただし、高校3年間のうち一瞬全てがわかち合える時間が存在しています。
それは「卒業式」です。
全ての後悔からはじまり、回想の中、また後悔で終わる。でも、決して後ろ向きではなく、次へのステップとなっている。その時間が卒業式です。僕は卒業式があるから、教師を続けられています。その卒業式を多くの生徒と保護者と先生とで向かえていきたいと思っています。
デザイン情報科のキャリア教育はあくまでも目的のひとつです。大切なのは生徒の個性を育むことです。100人いれば100通りの対応があり、その中で大きな影響や自信を感じたときに、子供たちは想像以上に大きく成長します。そして教えていた子供たちが親となり、その想いをまた子供に語り継いでいく。卒業生が再び戻ってくる。そんな教育の実現を目指します。

日馬先生はある意味普通の先生とはまったく違う先生です。初対面の時はそのキャラの強さに圧倒されましたが、個性豊かな面子をまとめる別科の担任はこの先生にしか務まらないような気がします。
そんな先生です。
諏訪菜々恵